学会誌

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英文誌

英語論文誌化について

日本コンピュータ外科学会は,1992年にこの分野の学術学会として世界で最初に創設されました.以来,医学と工学,学術と産業の連携のもとに先端的な研究開発の交流の場となってきました.本学会は国際的な活動も活発に進め,国際コンピュータ外科学会(ISCAS),アジアコンピュータ外科会議(ACCAS)の創設を主導してきました.

結成後27年を経て,次の時代に向けて新たな挑戦に挑むべきステージにあると考えています.それには,若手中堅研究者の参加と研究発表を活発にすること,日本の学会として国際的な発信を続けることが特に重要です.当学会の理事会を中心に討論した結果,論文媒体としての体質強化を図る必要があるとの認識に達しました.若手中堅の研究者のキャリアビルドに不可欠なimpact factor等の付く国際的論文誌としての地位を獲得すること,そのため当学会の編集権限を堅持しつつ英語論文誌として学会誌をリニューアルし,ハイクオリティの原著論文を継続的に掲載していく必要があります.

そこで,第25回理事会(2017/3/29)にて欧文誌化検討委員会を設置し,必要な措置,予算規模などにつき調査検討しました.2017年の定時社員総会の際に報告致しました通り,第27回理事会(2017/10/3)にて,欧文誌化を含む若手育成の充実を目指して財務状況の強化を図ること等が決議されました.その後,他の国際学会との連携の調整,収支のシミュレーションをへて,今般の2018年の定時社員総会にて提案し,ご承認いただきました.

シミュレーションの結果は厳しいもので,その実現は簡単ではありません.しかしながら,現状のまま手を打たないこともあり得ないと考えております.そのため,英語論文誌化に踏み切る決断をし実現に向け取り組んでまいります.

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